謹賀新年2016年のおせち

  • 2016.01.02 Saturday
  • 15:47

あけましておめでとうございます。

義母と母の同時入院・転院で大変だった昨年の年末年始に比べたら、おかげさまで嘘のように平穏なお正月です。

これも初詣に行くところを、本殿を建て替えて商売上等のM不動尊から、借りている畑の近くに見つけた小さいけど古い神社に変更したからではないかと密かに思い、今年も元旦に畑を通って初詣に。

神社の境内にあるシイノキの巨木。



このご神木は、境内の少し高いところにあって、初めて登ってみたら戦没者の慰霊碑がありました。
かつて農村だったこの集落から65人が戦争に行き、そのうち15人が帰ってこなかった。
戦後30年の昭和50年にここに石碑を建立したと記されていました。

無病息災・家内安全・五穀豊穣・世界平和その他いろいろを祈って千円のお札を買うなり。

大晦日は、花火をバンバン打ち上げるカウントダウンが世界的なトレンドらしいですが、そこは除夜の鐘で煩悩を払い、新しい年を清らかに迎え、八百万の神様に感謝する日本式で行きましょうよ。

店も元旦しか休まないし(元旦も休まない店もあるし)、正月に特別な用意をするのはもはや儀式でしかないけど、やっぱりおせちは作らないと気分が出ない。

今年のおせち。大晦日の状態です。

昨年は30日まで仕事があったので、一段は買いました。
惣菜がおいしい肉屋さんに注文した、ローストビーフや肉団子、焼き豚などの一段重が真ん中です。

自分で作ったのは、
29日 きんぴらごぼう、サワラの西京焼き
30日 紅白なます(柚子入り)
31日 煮しめ、だし巻き卵

あとは市販の昆布巻きやニシンの飯寿司、カズノコ、黒豆なんかをお重に詰めただけです。
お重があるとそれらしくなるから便利です。
詰めるのが案外大変なんですけど。

紅白なますと西京焼きは、基本に戻ろうと、鈴木登紀子先生の本を見て正確に作ってみました。
魚の味噌漬けは割とよく作るのですが、いつも適当な味噌で適当に作ってます。
上等の西京味噌でちゃんと作ったらおいしくできて、やっぱたまにはちゃんとやってみるもんだなと思いました。

もちろん今年も北海道式の年取りで、おせちは大晦日から食べ始めました。
鍋いっぱいの煮しめはいつ食べきれるのだろうか・・・。

今年もいい年でありますように。

 

土用干しスタート

  • 2014.07.29 Tuesday
  • 22:32

緊急の介護ミッションで、1週間ほど札幌に行って戻ってきたら、畑がジャングル・・・。

ジャングルどこに何があるんだか。
雑草もひどい。ニンジンの間引きもできない。

しかも、札幌に行っている間に梅雨が明けていた!

梅干しを干さないと。
いや、その前に赤じそだ。

赤じそ入り梅干を漬けるのは久しぶりなので忘れていたけど、もっと早い段階で赤じそを漬け込むべきだったのだ。

塩漬けのあと、赤じそを投入して、梅雨明けまでおいておくとテキストにはある。

すでに梅雨が明けてしまっている場合、何日ぐらい赤じそに漬けたらいいんでしょうか?

とにかく、畑から赤じそをレジ袋1杯分収穫して、葉のみをはずし、サブサブ洗って塩もみする。
・・・ここまでの作業が実は結構大変。
だから、赤じそ入りの梅干しはやめたんだった。

でも、なぜ梅干しに赤じそを入れるのか、畑をやってみてわかりました。
赤じそはほっといてもいやというほど生えてくるので、じゃあ梅干しにでも入れて活用しようかって思うよね。
逆に言うと、買ってまで入れる必要はない、と思う。

天気予報をにらみ、結局、赤じそ入れて3日目、ちょうど土用の丑の日から干し始めました。

土用干し土用干し1日目。
色はまだ浅く、ほんのりピンクの梅干し。
やっぱり1週間ぐらいは漬けるべきだったか。
これもまた上品でよし、ってことで。


いつもは物干しの上にのせているのですが、そうすると土用干しの間、洗濯ができないので、今年は、ベランダにケースを置いて載せています。

(つづく)

 

タブレット元年〜20年ぶりの林檎

  • 2014.01.27 Monday
  • 12:47

2年前にデスクトップPCをwindows7に買い替えて自宅オフィスを開設した際、ドキュメントスキャナの定番、ScanSnapを導入、家庭内ドキュメントのデジタル化という壮大な(?)プロジェクトに着手、そしてデジタル化した文書はタブレット端末で閲覧するというところまでが、私の計画でした。

それから「後悔しないタブレット選び」「今タブレットはこれが買い」的な特集の雑誌をいったい何冊買ったことか・・・。
しかし、読めば読むほどよくわからないタブレット・・・そうこうしているうちに2年が過ぎ、いよいよ必要に迫られてきて、最終的には、Officeが使えるマイクロソフトのsurface2か、みんな持ってる(?)iPadminiにしようか迷った挙句、iPadAirという無難な選択に。
それなら最初からiPadにすれば・・・でも、2年の間に薄く軽くなったので、結果よしという。

ディスプレイの表示が美しいのに驚いた。
だいたいPCが起動しているわがオフィスですが、検索するだけならiPadのほうが早い。

最終的な目的は、ペーパーを減らす。
そのための電子化で、タブレット端末なんだけど、これが結構時間がかかって・・・。

でも、いつも探してしまう重要な書類、捨ててもいいかどうか判断に迷う資料など、とりあえずデジタル化してクラウドにアップしておけば便利・・・なはず。方向は間違ってない・・・はず。

タブレットは中途半端なコンピューターとも言えるのですが、小さくで起動が早いというメリットは思った以上にいろいろ便利で、ラジオを録音できるアプリを入れてラジカセ代わりにしたりしてます。
それは全部スマホでできるよ?って言われましたが、スマホは小さすぎてツラい。

それにしても、アップル社のコンピューターは20年ぶり・・・機能に対する価格を考えると、1000倍ぐらい進化してるのではないかと、ダイアルアップで初めてインターネットに接続した遠い日に思いをはせる。

もう一つの目的は、電子書籍のお試しです。

言うまでもなく、私は、やはり本は紙の本で読みたい・揃えたい人なんですが、電子書籍というものを利用したこともないのに判断してはいけない。何事もまず体験してみて・・・

うーん、どうしても目が疲れていまだに漫画1冊通して読むことができない。慣れの問題でしょうか?
でも、仕事に役立つことがあるかもしれないし、今後、電子配信しかないコンテンツでほしいものがあるかも・・・ということで引き続き検証中。

今のところ、電子書籍ってすごい便利だなー感じるのは、キンドルの洋書。
何しろ紙の本より大幅に安いという魅力。そして横書きだから違和感なく、手軽な辞書機能が便利すぎる。
しかも無料で読める本がいっぱいある。
何十円とか無料の本を次々とダウンロードして、バーチャル本棚に並べています。
読まなくても買った本を並べておくのが好きというのは、リアルでもバーチャルでも一緒ですね。

海外から雑誌1冊取り寄せるのにどえらい苦労した時代を考えたら、今は世界中から簡単に情報が集められる。
あー自分の学生時代にこういう便利なものがあったらなあーといつも思っていますが、もしかして今からでも遅くはない?

せっかくだから生きているうちに、新しいツールで新しいことを始める2014年にしようかな、なんてね。

 

ただいま歌舞伎座

  • 2013.04.16 Tuesday
  • 08:42


建て替えられた新しい歌舞伎座に行ってきました!

正面真っ白な新築物件。
入口から入って1階ロビーの雰囲気、1階席から舞台を見た感じはほとんど以前の歌舞伎座と同じような印象を受けると思いますが・・・。

本日は、3階最後列のど真ん中という席。
新しい歌舞伎座で初めて見る私にとって、これ以上の席はありません。

歌舞伎座3階席、わがホームに戻ってきましたよ。

ただいま〜。

3階席3階の最後列に座った状態での眺め。
花道の七三が見える
さらに、東西の席は2列から1列になっている。

3階最後列からでも花道の七三が見える。

これは3階の住人にとって画期的なことで、これなら6月の海老蔵くんの「助六」を見てあげてもいいかも(←上から目線)。

ただし、勾配はきつくなりました

席幅を広げてゆとりを・・・というのが新しい歌舞伎座の売りだったと思ったけど。
それは1等席限定の話だったようです。

座席図でみると、改築前の3階席は、前段5列、後段8列だったのが、前段6列、後段4列になったので、当然席幅も広くなったと思いきや、・・・もしかして前より狭いかも

通路側の席の人全員に一度立って出てもらわないと奥の席には入れないので、遅刻は厳禁です。
しかも、通路の数が減っているので、出入りが大変だ。

一幕見振り向けば一幕見席。2列+立ち見という構造は同じように見える。
ここからも花道七三が見えるのかな。

最後尾一幕見にも行ってみたいけど、相当早くから並ばないと無理みたい。

しかし一幕見が2000円均一って、いかがなものか。

それでもこんなに人が並ぶのだからやめられないでしょうが、歌舞伎の将来を長い目で見たら、500円、1000円でちょいと覗いて見られるかたちは残しておいたほうがいいと思います。

エスカレーターエスカレーターは東西両側に、エレベーターは1機あります。

エスカレーター、エレベーターの設置もあり、全体にロビー部分は狭くなりました。

1階西側の、以前は舞台写真やら人形焼きの実演やらをやっていたスペースはなくなり、ショップ、食堂、舞台写真売場が3階に移り、その分3階の静けさが失われてしまったような気もしますが、・・・今だけかも?

地下二階地下鉄東銀座駅と直結した地下2階の木挽町広場に、かつてのロビーの雰囲気を出そうという演出ですが、劇場とは直結していなくて、一度外に出なくてはならない。
その代わり、チケットがなくても雰囲気は味わえるのですが。
チケット売り場もここにあります。

それから5階部分に屋上庭園とギャラリーができたということですが、これも劇場内からは行けず、直行エレベーターに行列ができていたので、見ていません。

まだ開場して2週間あまり、お祭り状態なので、もう少し落ち着いてからじゃないとよくわからないところもあると思いますが、エレベーター、エスカレーターができたこと、耐震構造になったこと、各フロアに車椅子用トイレができたことなど、これからの自分も含めた高齢化対策が充実したことは、大変すばらしいことだと思います。

それにしても・・・昨年5月に浅草で勘三郎の舞台を見てから、まだ1年もたっていないという事実。

物故者3階西ロビーに掲げられた「思い出の名優」コーナー。
ここに勘三郎の写真があるのは、何だか悪い冗談みたいだ。

「前の歌舞伎座とあんまり変わってないわね」という声も聞こえましたが・・・ま、見た目はそうなんですが、やっぱり全く違う建築物になったんだなと強く思った点が二つ。

まず匂いがない

旧歌舞伎座の、ちょっとかび臭いような古い建物独特の匂いと弁当の匂いが入り混じったような独特の匂い。昔の3階にはそこに、おでんや蕎麦のだしの匂いまで混じっていましたが・・・。
今はまだ無臭です。

それから音の響き。
楽器や客の拍手の響き方が違う。
良いとか悪いとかじゃなくて、歌舞伎座と国立劇場では響きが違うように、あ、響き方が変わったと思いました。

劇場というものはできた段階では未完成で、これから何十年と使っていくうちに音の響きもエイジングされ、匂いもついていくんだろうなと思います。
それはこれから楽しみです。

それにしても、今度の歌舞伎座、俳優祭はどうやってやるんだろう?
あんまり無駄なスペースがないからやりにくいと思うよ。

今年の桜

  • 2013.03.29 Friday
  • 22:08


今年の桜の早いことといったら・・・

関東地方で開花したのが16日。

近所に、川崎市の保存樹木のプレートをつけた、一対の見事なソメイヨシノがある小さなお寺を見つけたのは2月のこと。

今年はこれが咲いたらぜひ見に行こう思っていました。

近所の公園のソメイヨシノが半分くらい咲いた3月20日
行ってみたら、あら、まだ全然だわ。

それから週末のみなさんがどっと花見に繰り出した23日の土曜日。

渋谷から、地下にもぐった東横線に乗ってみる。
地下部分は代官山までの1キロちょっとなので、あっという間に上に出ちゃいます。

目黒川の桜並木が有名な、中目黒駅周辺を電車から眺めて、ぎょぎょ。
すごい人だ・・・。

ここをスルーして次の駅。
実は祐天寺って一度も降りたことがない。
「祐天寺」っていうんだから、寺があるはず・・・。

ありました。

祐天寺は徳川家ゆかりの由緒あるお寺でした。

しかも、花見の穴場。
境内ではソメイヨシノが満開でしたが、あまり人がいない。
お弁当など広げられる場所もあるのに、すかすか。
静かにお花見したい人にはおすすめ。







古いお寺さんではお墓ウオッチングが欠かせない。
ここ祐天寺で意外な人のお墓を見つけた。
柳沢愛子・・・いわゆる柳沢二位局(やなぎさわにいのつぼね)、墓碑は「従一位勲一等柳沢愛子」となっていた。
大正天皇の生母。

ミカドの生母の墓にしては質素、しかもなんでこんな普通の人と一緒の墓地に?

明治天皇の側室だと理解してたけど、ググってみたら、皇室には「側室」という制度はなく、女官の一人ということらしい。
つまり身分はあくまで公務員なんですね。

二ヶ領用水これは3月26日のニケ領地用水のしだれ桜。

明鏡寺そして28日にもう一度、保存樹木のソメイヨシノの寺に行ってみた。
曇天なのでうまく撮影できなかったけど、満開。

咲くのは早かったけど、咲いてから寒くなったので、まだまだ楽しめそうです。

ホーム開幕戦2013

  • 2013.03.10 Sunday
  • 12:49


先週、20年目のJリーグが開幕しました。

ビッグフラッグ川崎フロンターレのホーム開幕戦は等々力改築中のため、国立競技場での大分戦。
サポは川崎市内から電車に乗って国立に。イギリスだったら歌いながら行くところだが・・・。

開幕戦はアウエーで柏に負け、今日は大分にドロー。

いいんです、それは別に。

サッカーは、勝つ・負ける・引き分けのどれかだから。

2年前、やはり第2節のチケットを買って、週末の天気の心配ばかりしていた金曜日に大震災が起きて・・・週末の試合はもちろん、ひと月以上再開できませんでした。

天気がよくて、何事もなく無事にサッカーの試合ができる週末って素晴らしい・・・そしてそれは当たり前じゃない。

震災から2年、近頃また、「あの日を忘れるな」という言葉がよく聞かれますが、忘れませんって。
激しい揺れにここで死ぬかもと思ったあの瞬間、帰宅難民になった寒い夜のこと、原発が爆発したと聞いたときの恐怖は、忘れたくても一生忘れられない。

あれから2年といっても、2年がすぎたというだけで何も終わっていないし、どっちに向かって進んでいるのかもよくわからないという・・・。

青年館国立競技場の隣の明治公園で、脱原発集会をやっていた。
ついでと言ってはなんですが、せっかくなのでキックオフまで参加してみる。





大江さん
スピーチする大江健三郎氏。

けっこう長く生きていますが、集会とかデモとかに参加したことがないので、一度参加してみたかった・・・というミーハー根性もありましたが、今年のJリーグ初観戦の前に、皆さんと一緒に、津波で命を奪われた人、避難の途中で命尽きた入院患者、その後の生活に耐えきれず自殺した人・・・すべての犠牲者に黙祷を捧げることができたのは、よかったなと思います。自分の気持ち的に。

しかし参加者は、私より年上の、ご年配の方が多かったなあ。
やっぱりこういうことには慣れていらっしゃる・・・。

雛祭り2013

  • 2013.03.03 Sunday
  • 21:19


昨年は忙しくて出せなかった私の雛人形、今年は出しましたよ!
それも1週間前に。

雛人形ただし三人官女まで。
ひし餅の代わりに、正月の鏡餅、雛菓子の代わりに、二人静で失礼しました。

一昨年は、雛人形を片付けないうちに大震災があり、そのまま出しっぱなしで、かなりたってからしまったような気がします。

2年ぶりに人形を出してみたら、3月12日の新聞が入っていました。

3・11震災翌日の朝刊。
忘れないようにと思って、ひな人形の箱に入れておいたのだった。

今見ると、改めて「どうなっちゃうんだろう・・・」という恐怖が生々しくよみがえります。

あれからもうすぐ2年です。

大人の遠足〜明治屋京橋ビル

  • 2013.02.24 Sunday
  • 00:19


三越前から、日本橋〜京橋と主に建物を見ながら歩きました。
翌日の東京マラソンのコースなので、試走している人が結構いる。

震災にも空襲にも焼け残ったような100年ものの建物はすでに文化財だけど、高度成長期のビルが耐震基準の問題なのか、次々に姿を消して建て替えられているような印象で、とにかくあちこち工事中であります。

そんな京橋でひときわ目立つのが・・・。


明治屋明治屋京橋ビル。
昭和8年建築の、中央区指定有形文化財。

明治屋地下鉄の駅と直結しているビルで、現存する最古のものだそうです。

京橋モルチェ八重洲ブックセンターには、京橋で降りてこの明治屋口から出るのが、実は近いのです。


ホールで、この地下にある京橋モルチェについに行ってみた。

カウンター洋食店ともビアホールとも紹介される、何ともいい味の出ている店内。

店に入るなり、「今日はすいてますよ〜。どこでもお好きなテーブルにどうぞ」と案内される。

昼時だったんだけど、土曜日のせいなのかほんとにすいている。
お客様はほとんど年配の方。

今ほど観光地化する前の神谷バーのような、こなれた客とこなれた接客。
明治でも大正でもない、昭和のハイカラな雰囲気が色濃く残っている空間とでも言いましょうか。

ハンバーグカレーとか魅惑的なメニューもいろいろありますが、やはりここで一番有名なハンバーグを注文。

半熟卵を埋め込んだハンバーグに、たっぷりのドミグラソースと混ぜながらいただく。
付け合せのにんじんのグラッセ、マカロニグラタンもおいしい。

一度行きたいと思ってから何年もたってやっと行けたんだけど、大きくふくらんだ期待を裏切らない味と雰囲気でした。

また行きたいな〜。

京橋モルチェ

追記:3月1日付の日経新聞に出ていましたが、この辺一帯で大規模な再開発が始まるそうです。
既に隣の区画でビル建設中でしたが、明治屋のある区画には古い小さなビルが集まっています。明治屋だけは耐震補強をして残し、ここも再開発ビルになるとのこと。
八重洲ブックセンターへの近道も封鎖されてしまうのかな・・・春になったらまた行ってみよう。

名優になった中村屋

  • 2012.12.11 Tuesday
  • 22:12

12月5日、18代目中村勘三郎が亡くなりました。

ビックリというかがっかりというか・・・。

今年の5月、平成中村座7か月ロングラン公演ももうすぐ千秋楽というとき、思い立って久しぶりに観に行きました。
昼の部の勘三郎は「め組の喧嘩」の辰五郎で初役、私の横では篠山紀信先生が大型カメラで舞台を撮影していました。

その半月後、食道がんのため年内の公演をキャンセルするという発表に驚いた。
「あれが最後の舞台になったりしてねー」なんて悪い冗談も、そんなことは絶対ないと思っていたからです。

だいたい歌舞伎俳優は長寿で、足腰が立たなくなり声も出なくなっても、お弟子さんに支えられて口上だけでもと、最後の最後まで舞台に執着して大往生を遂げるもの・・・中村屋もそういう役者だと思ってました。

57歳。
まさかこんな早くに死ぬなんて誰も思わないよ・・・。
勘三郎になってからまだそんなにたってないし、息子の勘九郎襲名興行の最中なので、私にとってはまだ勘九郎ですね。

18代目勘三郎としてあと最低20年は演劇界を牽引するはずだった・・・。

早死にしたことで今後は平成を代表する名優と呼ばれることになるでしょう。
いやもちろん名優であることに異論はないけど、名優って言葉は、生きてるうちに使うことはあんまりない。
なんか・・・名優って言葉がまだしっくりこないのです。

古い歌舞伎座の3階ロビーに「懐かしの名優」というコーナーがあって、明治以降の物故俳優の額が飾ってありました。
歌舞伎を見始めた頃はみんな歴史上の名優だったのが、だんだんとなじみのある俳優が加わっていくのを寂しい気持ちで見上げていたものです。

新しい歌舞伎座に名優コーナーができるのかどうか知りませんが、中村屋が新しい桧舞台の上でなく、名優枠に入るとは、いったい誰が想像したでしょうか。

東海道四谷怪談」のお岩様。
髪結新三」の新三。
鰯売恋曳網」の猿源氏。

勘九郎時代に一番回数を見ているベスト3はこの3役だと思います。
この役なら勘九郎しかないという決定版でした。

野田版研辰の討たれ」も忘れられない。ああいう滑稽味を出せる人は他にいないです。

いずれ息子の勘九郎が引き継いで、大向うから「おとっつぁんそっくり!」と声がかかる日が来るのでしょうか・・・。
それにしても本当に残念で寂しいです。

心からご冥福をお祈りします。

フェアプレイ賞

  • 2012.09.10 Monday
  • 22:02

8月19日・・・この日は父の命日だったのですが、墓参りを終えてから駒場に直行して開幕戦を見て、9月8日の3位決定戦〜決勝戦〜表彰式まで、U20女子Wカップを堪能しました。

・・・というところで、私の夏休みは終わり、ただいま義母の介護ミッションで札幌に来ております。

決勝戦の翌日からこちらに来ているので、写真をアップできなかったのですが、優勝したアメリカのチームが最後に「ありがとう日本」の横断幕を持ってスタジアムを1周、いい大会だったなーと胸が熱くなるフィナーレでした。

表彰式ではもうひとつ、うれしいことがあったのでお伝えしておきます。
それは、日本がフェアプレイ賞を受賞したことです。
これはたしか一番ファウルが少ないチームに与えられる賞で、小柄なキャプテン藤田がトロフィーを受け取りました。
ヤングなでしこが3位決定戦に勝って銅メダル・・・ということしか報道されてないようですが、これも立派な成績だと思います。

なでしこは、3年後のカナダでのW杯まで大きな国際大会はありません。
その間の話題は、ブラジルW杯の男子に譲ることとなるでしょう。
みなさん、3年後も田中陽子や猶本光の名前を覚えていてね。

私は9月23日からアゼルバイジャンで始まるU17女子ワールドカップも引き続き応援しますけどね!


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