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    三度目の勝沼(GW編)

    • 2015.05.09 Saturday
    • 11:57

    初めて勝沼に行ったのは2008年11月新酒の季節、行き当たりばったりにワイナリーのはしごをして楽しかった初級編
    二度目は2009年9月、ルミエールでワインの仕込み体験をした中級編

    あれから早6年、その間には大震災がありすっかり間があいてしまいましたが、満を持して三度目の勝沼・上級編、ゴールデンウイークにグレイスワインに行ってきました。

    グレイスワイン(中央葡萄酒)は、日本固有のブドウである甲州種のワインを作ることに強いこだわりを持ち、海外からの評価も高い山梨ワインのハイブランド。ワイナリー見学も有料で、「試飲」ではなく「テイスティング講座」でございますよ。

    ワインは好きだけど、500円ワインでもおいしく飲めちゃう私にはちと敷居が高いような・・・。
    しかし、今回は最強の女子3人旅、言いだしっぺのお姉さまが「グレイスに行きたい」と仰せなので、喜んでお供しました。

    ワイナリー見学は要予約で定員10名、GW中で予約が取れたのが、5日午前10時集合の回でした。
    間に合うのか?と思ったけど(実はルミエールのときはもっと早かった)、計画どおり8時20分高尾発の普通列車に乗り、勝沼ぶどう郷駅に9時32分に無事到着。

    看板駅からはタクシーで約10分。
    グレイスワイン勝沼のワインショップに集合。
    朝からの曇り空が、だんだん晴れてきた。


    セット窓際の長テーブルには、すでにテイスティングのセッティングが。




    矢車菊少し歩いて、ブドウの木の下での説明。
    自社畑は明野町にあり、勝沼は契約栽培なので広大な畑というわけではないが、1本の木から枝を広げて展開する棚作りの構造がよく分かる。
    甲州種は3週間前に発芽したところとのこと。
    畑の隅には矢車菊がたくさん咲いていた。





    萌芽こちらはマスカットベリーAの芽。
    去年の枝から新しい枝が伸びて、このつぼみがブドウになる。
    ちなみにブドウの開花は6月ごろですが、いわゆる「花」ではないのね・・・(ググってみて)。


    グレイスのワイナリー見学は、工場見学ではなく、ブドウ畑見学なのです。
    そういう意味でもあまりビギナー向けではありません。

    私は初級・中級編でワインの製造工程は見学も体験もしているので、今回はブドウの木ってどういうものなのか、どうやって剪定し、誘引し、芽かきしていくものなのかを丁寧に教えてもらい、畑を借りてブドウ農家になりたいと思うくらい勉強になりました(でも無理)。

    ショップに戻り、テイスティング講座に移ります。

    左から.哀譽ぅ更箪2014 ▲哀螢氷箪2014グレイス甲州菱山畑2014 ぅ哀譽ぅ甲甲州2014 ゥ哀譽ぅ好蹈2014周五郎のヴァン(酒精強化ワイン)
    以上6種類に、グレイス甲州鳥居平2014が追加。

    なにしろどれも同じ年の甲州ブドウから作られたワインでなので、微妙な違いなのです。
    同じ甲州でも畑の違い、圧搾の違い、タンクの違いなどなど、詳細に説明されると確かに違いはあるんだけど・・・正直に言って、全部おいしい。(悲報:ソムリエにはなれない)

    でも、甲州ワインの特徴として辛口で繊細で、和食に合うワインなのは確かです。
    山菜のお浸しとか、刺し身とか寿司とか天ぷらとかに合う感じです。

    7種類のワインのテイスティングは結構な量で、以前の私なら全部飲んで、飲めない人の分まで飲んでたと思いますが、さすがにそれではあとがもたないという冷静な判断で、泣く泣く(?)残す。
    もちろんテイスティングしたワインはすべてショップで購入できますが・・・財布の事情によりまた今度。

    終わったのが昼前で、タクシーで原茂ワインに移動。

    新酒の季節でもブドウ狩りの季節でもない勝沼はいわばオフシーズン、GWといってもそれほどの人ではないと思ったけど、ちょうど昼時の原茂ワインに着いたら、2階のカフェは40分待ち。
    要するに、食事ができるところが限られているんですよね・・・。

    前庭とはいえ、ブドウの木のある庭で看板犬と遊んだり、四方の山を眺めたり、カウンターで試飲したりして、のんびり待っていたらすぐだった。

    カフェ古民家2階のカフェ・カーサ・ダ・ノーマで女子会ならではのおしゃれランチ。
    もちろんグラスワインもいただく。


    原茂ワインから、大手ワイナリーが並ぶ河川公園のほうまで歩く。

    ぶどう畑途中に広がるブドウ畑。少し高い位置からの眺め。
    高い鉄柱から吊ったワイヤの格子に枝を誘引して棚作りにする。
    要するに巨大な盆栽みたいな感じで壮観。



    盛田初めて来たとき最初に入った盛田甲州ワイナリーまで来た。
    街路樹のライラックが満開。


    メルシャンシャトーメルシャンはすっかりリニューアルされていて、新しくワイン資料館とカフェ&ショップができていた。



    シャトーメルシャンには、以前はドトールみたいな有料試飲バーがあったけど、おしゃれなカフェ(テラス席もあり)になって、食事もでき、テイスティングは100円から600円。メルシャンのほぼ全ラインナップが飲めます。
    次はここで軽くつまみながら飲むのもいいかもなーなどと思いつつ、4時を回ったので本日はここまでとしました。

    私が行ってなかったこの6年間に、山梨のワインに大きな変化がありました。
    一つは、2010年に甲州ブドウが、「koshu」として国際的に品種登録されたこと、もう一つは、2014年に国税庁がワインにおける「山梨」の地理的表示を指定したことです。

    平たく言うと、山梨県産のブドウだけで県内で醸造され一定の品質をクリアしないと「山梨ワイン」の呼称を使えないという地域認証制度が、日本のワインに初めて導入されたということです。
    いずれは、ボルドーやブルゴーニュのようなブランドにという夢の第一歩ですね。

    一方で、甲州種を作る農家は最盛期の半分に減ってしまい、放棄されている畑も多いという話を聞きました。
    「畑を借りてブドウ農家をやってみたい」という夢は15分ぐらい考えて諦めましたが(難し過ぎる)、せひまた勝沼に行って、山梨ワインの進化を見届けたいものです。



     

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    • 2017.10.02 Monday
    • 11:57
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      コメント
      羨ましい体験ですね。
      甲府周辺ではワイン観光がますます整備されて、魅力的になっているよう。
      >2010年に甲州ブドウが、「koshu」として国際的に品種登録されたこと、もう一つは、2014年に国税庁がワインにおける「山梨」の地理的表示を指定したことです。
      国産ワイン応援団にとってはありがたいですよねー
      先日も、海外ワインをブレンド用に輸入している、というニュースがありました。え?自分が購入したワインは100%国産なのかな?という疑念に答えるものでしょう。
      長野県では、2002年からNAC長野県原産地呼称管理制度設定されています。
      もはや亜熱帯?という日本の夏を考えると、自分的には東北以北のワイナリーに興味津々です。
      • her
      • 2015/05/09 11:14 PM
      >herさん

      本当に(介護以外で)久しぶりの遠出でした。
      長野も原産地呼称制度があるんですね。
      北海道は出遅れてるな。
      北海道の、特にケルナーとか欧州系のワインは近年すごくおいしくなったと思います。
      デイリーに飲むには、価格の問題がやはりネックですが、国内でワインツーリズムができるのは大きな魅力ですね。




      • ゆきのこ
      • 2015/05/10 11:11 AM
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